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?K規制が実現した要因
●県警が強い熱意を持って、規制に取り組んだ。
●奈良市など関係機関が道路改良党に積極的に対応した。
●地区住民が、望ましい街づくりのため、私的な事情を捨て、交通総量を抑制して公益を確保することに賛成した。
●アンケート方式により、民主的に進めた。
●試験実施という段階を経たため、規制アレルギーが緩和された。
●当社が、新路線の運行、大幅な増同等輸送力の増強をはじめ様々なサービスを行った。

 

参考
兵庫県川西市におけるバス優先レーンの設置について
本年4月1日から都市計画道路の併用開始に伴い、優先レーンを設置、定時性、迅速性が確保されたことより、旅客が倍増した。
?@対象路線:川西バスターミナルと川西北部住宅地(入居戸数7,670戸)を結ぶ3路線?A設置延長:1.6?q(片側2車線のうち1車線)
?B時間:午前7時から9時の2時間
?C効果:○所要時間40〜50分が、20〜23分に短縮された。
○利用旅客が倍増した。
○全車両32両、運転者44人のところ、車両2両、運転者2人を投入したのみで、運行回数が3割増加した。

 

(2)乗合バス課題解決のためのマイクロバスの活用

 

?@考え方
●低需要の地域は低コストのマイクロバスで対応する。
●都市部の道路狭隘や需要不足によるバス空白地域も車両寸法が小さく、低コストのマイクロバスで埋める。

 

?A現在の乗合マイクロバス車両数(日本バス協会調べ)

 

乗合バス総数 うちマイクロバス
マイクロバス導入率

 

全国
61,659
1,059
1.7

 

奈良県
706
128
18.1

 

 

 

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